首里城の位置ー創建年代
首里城は、沖縄県那覇市街、東北の標高約100mに築城されたグスクである。創建年代は明らかで
はないが、14世紀の遺構が発掘で確認されていることから、14世紀頃には建造されていたのではな
いかと言われている。
首里城の歴史
里城が沖縄を代表するグスクとなったのは、1406年、第一尚氏王統が居城してからとの説が有力。
それまでの首里城は中山王、察度(さっと)王の支城であったと考えられており、その中山王を尚巴志
が攻め滅ぼした後、琉球の中心の城となったと考えられている。
近代の首里城
首里城はこれまでに4度全焼しては再建されている。3度目までは政治的クーデターや失火が原因、
4度目は沖縄戦により焼失した。その跡地は琉球大学キャンパスとして利用されていたが、琉球大学
の西原町への移転に伴い、復元作業が行われ、1992年11月3日に一部開園され、現在も調査、復元
工事が行われている。
沖縄インターネット放送局より。