平和は受け身ではなく「創る」もの
戦後80年という節目を迎えた今、私たちは「平和とは何か」を改めて問い直す必要があります。かつての世界大戦が残した深い傷と、多くの犠牲の上に築かれた現在の国際秩序。しかし、私たちは本当に「平和」を手にしているのでしょうか。
平和を創るとは、対話を重ねること、相手を理解しようとすること、小さな対立や偏見を放置せず向き合うこと。国家間だけでなく、家庭や学校、地域社会の中でも、私たちは常に「平和の担い手」であるべきです。
平和は、先人たちの犠牲によって「守られてきた」歴史のうえに、私たち一人ひとりの行動によって「創られていく」ものです。受け身ではなく、能動的に関わっていく。その姿勢こそが、戦後80年を生きる私たちに求められている責任であり、希望ではないでしょうか。